賃貸解約トラブル、何も分らないからスタートします。【シリーズ・1】

 

特に高齢者や、女性単身世帯の引っ越しの「解約・撤去」で、ずいぶん高額な請求をされるケースが多い。

足元を見られれば、これでもかというほどの高額を請求されます。

わたしも驚きました。

そこで、わたしなりに「闘い」ます。「闘う」ことにしました。

それも、誰でもやれる、「当たり前の方法」を使って。

毎日の「闘いと計画」を時間をおって報告します。

 

 

【実況中継】 

2020.7.17 

はげ先生、何もわかりません。

 

月末までに、退去する部屋から家財などは運び出し、あとは掃除に入るので、カギを返してくれればそれでいい。

ということでした。

でも、古い家だったので(不動産屋は建後35年といいますが、どう見ても50年は経っている)立ち合いをしてもらいたい、と申し入れたけれども、その必要はないとの返事。

念のためにと、入居前からの古くなっていたところ、壊れていたところ、経年劣化の箇所などは、ガラ携帯ですが写真には撮っておきました。

また、ある程度、あとの掃除をするひとのことを思って、常識的な掃除はしておいたつもりです。

カギを返す際も(2020年6月30日)、念のために、やり取りはカセットテープに録音もしました。

それから2週間ほど経った7月16日に「解約清算書」なるものが郵送されてきました。

83,560円の請求書でした。

 

はげ先生は何もわかりません。ここからのスタートです。

 

 

 

なぜ、「NO」なのかをはっきりする。

 なぜ、「NO」なのか? そんなことはわかってる?

そうかな。

わたしははっきりしています。そんな高額なたくわえはないからです。

ひとによっては、「これは相場だよ」という人もいるでしょう。

「もっと高額で処置した」というひともいるでしょう。

それならそれでいいことです。

しかし、わたしはそれが「できません」

だから「NO」なのです。

これははっきりしておかなければいけないことです。

もう、あれやこれやとトラブルは厄介だ、とかと思って、相手の言い値が出せる方は即座にそうすべきです。厄介は目に見えてますから。

しかし、わたしにはそれができません。

ですから、なぜできないのかを自分で確かめる(覚悟する)のが大事です。

できないことはできないとはっきりしましょう。

それをどこでも、だれにでもいえるように、もう一度、「もうひとりのわたし」によく納得してもらいましょう。

そうしたうえで、目標をはっきり立てます。

わたしの場合は、

 

・目標・

 

とりあえず退去費用はゼロに近い数字になるはずなので、しっかり対応して敷金も返してもらう!

 

目標をはっきり立てます。 

 

 

 次は、じゃあ、その目的達成のための方法を勉強することです。

わたしにできる方法を調べます。

 

 

 

まず、インターネットで検索しましょう。
ググりましょう)

 

わたしにできる方法。

例えば、支払いを分割にしてもらって、月々支払っていく、という選択肢を選ぶ人もいるかもしれません。

 

それがお出来になるんなら、それも方法でしょう。簡単な交渉でOKになるでしょう。

でも、わたしにはその選択肢はありません。

なぜなら、そんな高額の貯えはないからです。

もう一回言います。気持ちが揺らいでいたらいい結果は初めから出ません。

 

せっかく、インターネットにアクセスする機会を持っているのですから、まずインターネットで、この問題にどんなアドバイスや意見が寄せられているか調べましょう。

インターネットで事柄を探し検索することを「ググる」といいます。

まず、ググりましょう。

わたしは『退去のとき高額の請求をされた』と入力して検索しました。

『退去費用』とか『引っ越し費用』という単語だけでなくて検索するのもコツのようです。

いろんな前例や実例が出てきます。この問題に困っているのはわたしだけではなく、多くのひとも同じことを乗り越えてきているそういうひとが大勢いるのがわかります。

このことを知っただけでも、心強くなります。

 

例えば、

「現状回復費用の算出」

国土交通省が出しているガイドラインによる見積もり」

こうした具体例がいくつもあげられています。

https://www.kurachic.jp/column/1329/

 

 

次に交渉はひとりであたらないことにしました。相手は、時によっては大勢で「恫喝」(おどす)してきます。どんなに頼りなくても、複数で、誰かと一緒に交渉しましょう。この時、法律に詳しい弁護士さんや不動産に詳しいプロのひとがそばにいてくれたら、ねえ、心強いでしょう。

頼りになる相談者を見つけましょう。

今回、わたしは懇意の弁護士さんに相談をすることにしました。

ひとによっては、弁護士さんなんかに相談するのがずいぶん敷居の高いものに思える方もおられるかもしれません。

しかし、岡山でいえば、例えば『法テラス』のような法律相談の窓口を利用しましょう。

あなたがそういうところが敷居の高いものに思えるということは、交渉の相手もまたそうだとは思いませんか。しっかりした後ろ盾を持ちましょう。

無料だから相談するのではなく、本当に力になってもらえるから相談するのです。

https://www.houterasu.or.jp/chihoujimusho/okayama/ 

 

 

 

何があっても、無効は無効。

 

手遅れはないと、はっきり自覚しましょう。

書類に指示通り、わからずに何か書いてしまった。

もうだめじゃあありません。


無効は無効です。
何も諦めることはありません。

 

相談の仕方がわからなくてもOKです。
なんで困っているのかを、逆に整理して、分かるように説明してくれるようなひとが、頼りになるひとです。

 

以下、「弁護士さんに相談予定」「今後の展開の予測」等は【シリーズ・2】に。