2020-01-01から1年間の記事一覧

【エピローグ 最終章】配達させなかった「最終請求書」

前述の書面を出して最終決着にするということは、皆に諮ったが、言えば猛反対があるのは分かっていたので、一人には話さずに、事後承諾を、と思って投函した。 わたしは、こうした時の対処が不得意だ。最後まで秘密裡にするのが下手で、同意を求めてしまった…

【エピローグ①】「民亊調停の制度」を徹底「利用」してやる。 

民亊調停の落とし穴に気づいて、いささか失望したが、まだ、「制度」自体は徹底的に利用できるまで使おうと思う。 よく考えてみれば、まだ、相手方は、こちらがここまでことを進めているのを知らない。こちらは「落とし穴」に気づいてはいるが、相手はどうか…

用意した民事調停申立書の提出を断念したわけ【シリーズ20】

民事訴訟が役に立たないと判断した理由 ① 無視されたらそれでおしまい。 民事調停のなりたつ基本になるのは、双方が解決を目指そうという意思があること。 これが前提。訴訟にまでせず、というのがその趣旨だろうが、これが落とし穴だ。 相手が出てこないと…

簡易裁判所、民事調停はあきらめる、の段【シリーズ19】

まずは、簡易裁判所から帰ったところで、今の心境をメモしておく。 民事調停のための書類、証拠書類等、ほぼ完ぺきだったが。あくまで、調停。相手が出てこなかったら、調停不成立、それで終わり。さらに、その調停日が決まるまで、書類の審査やなんかで一か…

不安解決! 民亊調停にお金は心配するほどかからない。【シリーズ18】

ズバリ、 調停手数料 郵便切手代 今回は、相手方が法人なので、 法務局から「登記事項証明書」1通取るための手数料 費用はこれだけのようだ。 ・調停手数料 訴額が10万円以下の民事調停の申し立てなので 500円(ワンコイン!) ・郵券(切手)代 602円(相手…

「金員」というお金の量の表し方があるのを初めて知った。 【シリーズ17】

「敷金返還・調停」申立書の書式に 相手方は、申出人に対し、次の金員を支払うこと。 という書面が出てくる。 「金員」という聞きなじみのない言葉。 辞書では 金員=金額 でも、どのように使うのだろうか。 気になったのでネットで調べてみると、やはり同じ…

民事調停(少額訴訟)の申立書はフォーマットが便利【シリーズ16】

簡易裁判所の窓口で、「民事調停申立書」の説明を聞き、用意することにしました。 今後の流れとしては、***不動産からの支払い指定日が8月15日になっているので、それ以前に申し立てをする計画にしています。 12日に予約が取れたので、「法テラス」3回目…

ぴったり合った「相談窓口」で相談してるかのチェックポイント【シリーズ15】

自分の「困ったな」の相談が、ぴったり合ったところでできているのかのチェックも、問題の解決には大事なことだと思えるので、そのあたりのことを、自分の経験から話してみたい。 二つのパターンがあると思う。 1.問題を相談して、「そこまで検討し、方針…

「民事調停」を調べ、勉強して次にすることを知る。【シリーズ14】

【今まで知らなかったこと・今回知ったこと】 調停:裁判外紛争解決手続き 申立先(管轄裁判所)原則として,相手方の住所地を管轄する簡易裁判所。 必要な書類等申立書,申立手数料,相手方に書類を送るための郵便切手,添付書類等をご用意していただき,申立…

「民事調停」裁判所広報を見る。【シリーズ13】

訴訟と並ぶ紛争解決手続の一つ。 裁判所には,民事に関する紛争の代表的な解決方法として,民事訴訟と民事調停の二つがあります。 訴訟は,裁判官が双方の言い分を聴き,証拠を調べた上で,法律に照らしてどちらの言い分が正しいかを決める制度ですが, 調停…

民事調停の準備も必要か?【シリーズ 12】

きょう、8月5日は、「法テラス」相談、のち、ある「生活相談窓口」の2か所を訪れる。 11時20分から、 ***不動産からの再度請求の書面をもって、「法テラス」に2回目の相談をする。 そののち、「生活相談窓口」 自分は何を目指しているのか、揺るぎないも…

国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」要約 【シリーズ11】

ガイドラインを要約したものも作ってみました。これもつけようかと思います。 以下の通り。(図版はここに転載する技術がまだ未熟なので、省略しましたが、原文にはつけています) ***不動産様 念のために、「国土交通省」の資料の要約を示します。 「原…

なんの根拠もなく67,760円棒引き、これってゴネ得?【シリーズ10】

こんな清算書、なんだと思います? 7月30日付の書面が8月1日正午頃郵送されてきた。 文面、下記のとおり。 ***様 お世話になっております。 解約清算の方が大変遅くなり申し訳ございません。訂正させていただいた清算書をおくらせていただきますのでご確…

「消費生活センター」相談の3つのコツ。【シリーズ9】

NPO法人の法人が集まったビル。 岡山市北区南方2-13-1 きらめきプラザ5階 に「岡山県消費生活センター」があります。 相談してきました。まとめます。 まず結論から。 相談の3つのコツ。 1.自分の問題(トラブル)を他人事のように客観的に話せるか。 2…

「消費生活センター」を調べて勉強する。【シリーズ8】

独立行政法人「国民生活センター」の「賃貸住宅の退去時に伴う原状回復に関するトラブル」のインターネットでの広報を調べて、次のことが分かった。 問題点 (1)原状回復の趣旨が正しく理解されていない(2)退去時の立ち会いが行われていない、あるいは立…

回答期日を指定して再要請をすることに。【シリーズ7】

「法テラス」での流れは前に書いたので省きます。 相談は若い弁護士さん、40分以内が決まり。 経過の説明と、現在の交渉の進捗状態を話す。 基本的に段取りなどにはおちはない。 交渉次第では敷金全額返還の可能性もあるけれど、落としどころは考えておいた…

電話交渉は苦手、苦手なことはよしとこう。【シリーズ・6】

7月25日、「***不動産」から電話あり。 留守番電話にメッセージ、電話を入れてほしいとのこと。 電話での交渉になりそう。 正直、電話の交渉は苦手だ。相手の顔が見えない、相手の状況がわからない。 声の調子だけでのやり取りは、ビジネスライクに対応…

自分で動くことをまず第一の選択肢に。【シリーズ・5】

自分で動いて、自分で交渉することから始めるべき。 自分で、自力で解決するという選択肢を最初から外していたのは、まずかった。しかし、このことに気がついて、いろいろなことが勉強になった。 自覚し、再確認した6つのこと ① この程度のトラブルを弁護士…

ひとはタダじゃ動かない。着手・実費・報酬金はどうするの。【シリーズ・4】

弁護士さんもタダじゃあ動いてくれない。 そもそもお金がない。 不当な支払いなどする余裕もないので、最低でも「0」にするのが目的。 その目的を果たすためにいわゆる弁護士費用の「借金」をすることになるのか。 これでは、目的の達成ではなくて、失敗で…

日本司法支援センター『法テラス』に申し込みしました。【シリーズ・3】

賃貸トラブルは泣き寝入りが多いようです。逐次あげます。参考にして下さい。 特に高齢者や、女性単身世帯の引っ越しの「解約・撤去」で、ずいぶん高額な請求をされるケースが多い。 足元を見られれば、これでもかというほどの高額を請求されます。 わたしも…

賃貸解約トラブル、素人交渉では太刀打ちできそうもない。【シリーズ・2】

賃貸トラブルは泣き寝入りが多いようです。逐次あげます。参考にして下さい。 特に高齢者や、女性単身世帯の引っ越しの「解約・撤去」で、ずいぶん高額な請求をされるケースが多い。 足元を見られれば、これでもかというほどの高額を請求されます。 わたしも…

賃貸解約トラブル、何も分らないからスタートします。【シリーズ・1】

特に高齢者や、女性単身世帯の引っ越しの「解約・撤去」で、ずいぶん高額な請求をされるケースが多い。 足元を見られれば、これでもかというほどの高額を請求されます。 わたしも驚きました。 そこで、わたしなりに「闘い」ます。「闘う」ことにしました。 …