自分で動くことをまず第一の選択肢に。【シリーズ・5】

自分で動いて、自分で交渉することから始めるべき。

自分で、自力で解決するという選択肢を最初から外していたのは、まずかった。
しかし、このことに気がついて、いろいろなことが勉強になった。

 

自覚し、再確認した6つのこと

① この程度のトラブルを弁護士さんに持ち込んでも、まず弁護士が動かなければならないまでもないのだ、という、一般常識をもっていなかったこと。
従って、知っているということで相談を持ち込んでも、それをもし協力してもらえたとしたら、あくまでも好意であり、ボランティア。

つまり、忙しい中、迷惑な話なのだ、ということも知らずに、「弁護士さんが言えば動いてくれた」これは恥ずかしい誤解だった。


② 「法テラス」での「無料相談」を重ねることによって、どういう対処をすればいいのかのアドバイスをしてもらう、このレベルで済む問題の様だ。

無料相談のレベルで済めば、むろん、経費の発生はない。
したがって、「法テラス」に相談する段取りをしたのは正しかったと思う。


③ 交渉をスムーズに、短時間で済ますには、「ピンポイント」で「問題の急所」を簡潔にのべて、主張の正当性も述べたうえで、的確な対応策を持っていることも伝える。そのために、今回は文書をわたし、その際、話し合いではなく、読み上げて、この通りなので対応してくれとだけ言って切り上げること。


④ こちらには後ろ盾があることを、言葉ではなく、文面や、態度でしっかり伝える。


⑤ 「消費者センター」についての理解と知識がなかったことが分かった。


⑥ 27日の「法テラス」では、これらの行動の評価と検討をしてもらってのアドバイスをもらうという流れになるのではないか。

 

清算書の再提出を要請する。

交渉、文面は下記の通り。

***不動産様

7月15日付け消印で送付されました「解約清算書」につきまして、
再度の算定を要請します。
物件 岡山市北区*******
算出を、
「現状回復費用の算出」と「国土交通省ガイドラインによる見積もり」によって
正しく算出したものを再提出ください。

ちなみに、
借主負担部分=実際の修繕費用×残存価値割合
に従うとともに、修繕費用の明細を添付の上、共に再提示ください。

なお、適正なご提示がない場合は、不本意ながら「消費者センター」へ相談させていただきますし、
民事調停に申し込むこともあります。

速やかなご提出をお願いいたします。

 

 

まとめ

どちらにしても、まず自分であたるということを第一の選択肢にあげれなかったのは、反省すべきことだと思う。
まず自分でどうやって解決しようかと考えることが第一だと再認識した。
しかし、このことから、
今までの認識の甘さを原因に、いろいろ恥ずかしい自己満足や、いろいろな迷惑をかけていたことも気づかされた。

大事なことに気づく機会になった。