日本司法支援センター『法テラス』に申し込みしました。【シリーズ・3】

賃貸トラブルは泣き寝入りが多いようです。
逐次あげます。参考にして下さい。

特に高齢者や、女性単身世帯の引っ越しの「解約・撤去」で、ずいぶん高額な請求をされるケースが多い。

足元を見られれば、これでもかというほどの高額を請求されます。

わたしも驚きました。

そこで、わたしなりに「闘い」ます。「闘う」ことにしました。

誰でもやれる、「当たり前の方法」を使います。

 

【実況中継】 

2020.7. 20 

どこに相談しようか。

主に4つ候補が上がった。

1、懇意の弁護士さんに話を持っていく。

2、「消費者相談窓口」に話を持っていく。

3、市議・県議の議員さんに相談する。

4、法律相談窓口『法テラス』に話を持っていく。

 

①は弁護士費用等はすべて相手方から支払ってもらうことを前提。

 これがいちばん、手っ取り早く、話しがつくだろう。

②は請求金額についての申し立て。だけの問題として解決するだろう。

③かかりつけの総合病院の「生活相談」の方の意見。

 それから先の流れがもう一つはっきりしない。

④相談の予約を取ったり、けっこう日数がかかりそうだ。

 

ほかにもあるのかもしれないが、いまの時点ではこの4つの方法を検討して、

結論として

法律相談窓口『法テラス』に話を持っていくことにした。

「民事法律扶助制度」を利用して
弁護士さんに相談することに。

法律相談窓口『法テラス』の相談は、国の制度「民事法律扶助制度」というものを利用することである。

利用できる基準が2つあって、

基準A

収入が一定額以下であること。

例:

月収(賞与を含む手取り年収の1/12)の目安

単身者 182,000円(200,200円)

基準B

保有資産が一定額以下であること。

例:

単身者 180万円

 

ほかには、勝訴の見込みがないとはいえないこと。

民事法律扶助の趣旨に適すること。

 

『法テラス』申し込み・相談の流れ

案内パンフや、きょうの窓口での説明から、流れは以下のように理解した。

 

申し込み → 無料法律相談 → 審査 → 援助開始決定 → 事件終了

 

きょうは「申し込み」が終了という段階。

申し込みとは:

収入・家族構成、現金・貯金金額を口頭で申告し、条件を満たしていたので、「無料法律相談」の予約を取る。

きょうはここまでの流れ。

むろん、相談内容の口頭での説明はしたが、

まだ、弁護活動に入ってもらえるかどうかはわからない。

ただ、相談は受け付けてもらったという段階だということを理解しておきたい。

つまり、問題解決の支援を受けられる可能性が出てきたのだ、ということで、これで問題が解決したのではないことをくれぐれも言っておきたい。

問題の解決は、あくまでも、

・目標・

とりあえず退去費用はゼロに近い数字になるはずなので、しっかり対応して敷金も返してもらう!

これが達成されて、はじめて解決なのだ。

その意味では、問題解決のスタートラインに立ったというのが、現在の状況だ。

 

今後の方向。

具体的には、直近、7月27日、13:30~の「無料法律相談」の予約を取ったこと。

パンフによれば、 

相談の結果、弁護士・司法書士費用等の立て替え制度(代理援助・書類作成援助)の利用を希望される方には審査を受けていただきます。

とあるから、立て替え制度希望 → 審査を受ける

この方向で進むだろう。

審査には、

資力を証明する書類

(給与明細、課税または非課税証明書、年金通知書、生活保護受給証明書などとある)

住民票(マイナンバーの記載は不要とある)

事件関係書類

(これはすでに用意できている)

などの用意がいるようだ。

 

援助開始が決定すると、

着手金、実費が決定。費用は法テラスが本人に代わって支払い、毎月分割での支払いも可能。

事件終了後、報酬金、およびその支払い方法等を決定。

 

こうしたながれがあることをよく頭に入れておこう。

 

【まとめ】
きょう、やって分かったこと。

どういう解決を目指しているのか。

問題の着地点をしっかり把握することが非常に大事。

分かっているようで、これが意外にはっきりしていないことに気が付く。

問題解決の着地点の設定によって、そもそも、誰に、どこに相談すべきかも変わってくる。

解決の仕方も違ってくる。

自分が目指している解決の姿を実現する。

それができるかどうかを、流れの途中でもよく再検討すること。

望ましい解決を引き出す原動力である。

このことを、再確認した。